ニキ・ラウダとは⁉経歴をまとめました。
自動車のF1シリーズで3度の世界王者に輝いたオーストリア出身の名ドライバー、
ニキ・ラウダ氏(70歳)が20日、死去しました。
AP通信などによると、ラウダ氏の家族がオーストリアのメディアに対して
「安らかに息を引き取った」と明かしています。
人物紹介
- 名前:ニキ ラウダ(Niki Lauda)
- 生年月日:1949年2月22日
- 国籍:オーストリア
- 出身地:ウィーン
経歴
- 1971年 オーストリアGPのマーチ・フォードからF1デビュー。
- 1974年 フェラーリ入り
- 1975年世界チャンピオンになる。
- 1976年 西ドイツGPで大クラッシュにあい、大やけどを負う。しかし、40日後奇跡の復活をする。
- 1977年 再び世界チャンピオンに返り咲く。
- 1979年 優勝17回の実績をもって引退。オーストリアでラウダ航空を設立。
- 1981年 再びF1に復帰。
- 1982年 マクラーレンに入る。2年余のブランクにもかかわらず復帰後3戦目でなんと優勝する。
- 1984年 3度目の王座に就く。
- 1985年 オランダGPで優勝。引退。
- 通算GP171回出場・25回優勝
- その後フェラーリのアドバイザーに就任。
- 1993年 国際モータースポーツ殿堂入り。
- 2001年ジャガーの責任者として、F1界復帰し、8月に最高責任者となる。
- 2002年12月 退任。
- 2003年 ニキ航空を設立し、CEOとなる。
遺族からのプレスリリース
「私たちは深い悲しみとともに、この月曜日に愛するニキが親しい家族に囲まれながら息を引き取ったことを皆さんにお知らせします」
「超一流のアスリートとして、そして起業家としてニキが成し遂げたことを、私たちは一生忘れないでしょう。真っ直ぐで勇気にあふれ、真摯に仕事に向き合い続けた人でした。夫として父として、そして祖父としても、模範となるべき人でした」
ラウダ氏は昨年肺移植の手術を受け、いったん快方に向かっていたようですが、
その後重度の肺炎にかかった他、腎臓の機能不全に陥り、この月曜にはスイスで透析処置を受けることになっていたそうです。
ご冥福をお祈り申し上げます。