10代から60代の男性、女性の抜け毛、薄毛の原因や対策について紹介しています。
最近抜け毛、薄毛が気になりだした、予防方法は?また効果のある対策法は?など様々な視点から解説していきます。
■人はなぜ抜け毛や薄毛になってしまうのか⁉
性別に関係なく多くの方がご自身の薄毛や抜け毛を気にしています。そうした薄毛や抜け毛には、年代・性別によってさまざまな特徴や抜け方のタイプが存在します。
例えば・・・・
・ストレス。
・男性ホルモンや内分泌系の影響。
・育毛剤やアケア用品の影響。
抜け毛や薄毛に関連する要因を理解すれば、抜け毛予防や薄毛・抜け毛の悩み解消につながります。
男女ともに関心の高い薄毛・抜け毛の問題。これについてさまざまな視点から、その要因や関係性、解消方法を紹介していきます。
■抜け毛、薄毛の性別・年齢による違いについて
●10代、20代の要因
【男性】
・ストレス
・食生活の乱れ
【女性】
・ストレス
・過度なダイエット
若い世代の男性場合、要因として周辺環境や生活習慣によるものが考えられます。社会に出て間もない時期に大きくのしかかる精神的なストレスや食生活の乱れなどが挙げられます。
遺伝性や特定の箇所から進行に思い当たる節がなく脱毛となっている場合は、まず生活習慣を見直し、専門のクリニックや専門家に相談するのがお勧めです。または効果が期待できるものとして、育毛剤の使用もひとつの方法といえるでしょう。
また、女性の場合10代や20代でも多くの女性が悩んでいると言われています。
女性の抜け毛の要因は、私生活におけるストレスや過度な減量目的のダイエット、スタイリング剤の使い過ぎ、またはシャンプーによる誤った洗髪などが挙げられます。
特にストレスや過度な減量は女性の体にとても大きな影響を与えてしまい、女性ホルモンの乱れや生理不順を起こすこともあるといわれます。これを解決するために、暴飲暴食を避けてできるだけ規則正しい生活を心掛けるといった生活環境の見直しを行うとともに、適度な運動にも取り組み、楽しめる趣味を持つことでストレスを和らげると良いでしょう。
●30代、40代の要因
【男性】
・新陳代謝や内臓器官の衰え
・喫煙や暴飲暴食
・皮脂過多
【女性】
・ホルモンバランス
・ストレス
・更年期
男性については若いころに比べて、体の内面的な新陳代謝や内臓器官に衰えが見え始めます。
さらに、仕事の付き合いでの飲酒、喫煙や暴飲暴食、あるいはストレスが体に蓄積されていくと、年齢とともにその解消に時間がかかると言われています。その結果、血液循環が悪くなって毛髪へ十分な栄養が届けられず、毛根や頭皮がダメージを受け、薄毛になってしまい、頭皮の皮脂過多の原因にもなってきます。
では、どのように解消すれば良いのでしょうか
そのためには、やはり生活習慣の見直しを行い、体への休息やいたわりをしっかり行えるよう気をつけることでしょう。そして頭皮や頭髪は、育毛用のヘアケア剤を使いましょう。
仕事の多忙さによるストレスや睡眠不足、そして、頭皮の皮脂過多によるものです。
また、男性には頭髪の状態はこれ以上回復しないと諦めている方がたくさんいます。しかし、薄毛は何もしなければさらに進行してしまうことが多々あります。まずは、治療や適切な頭皮ケアに取り組みましょう。
女性は、結婚や出産を経験する方が多くなります。特に、出産後に抜け毛を経験する女性は少なくありません。妊娠中から出産にかけて変化する女性ホルモンの影響から、産後に抜け毛のピークを迎えるケースがあります。
産後しばらくすると徐々に回復に向かうことがほとんどなのですが、やはり急激な抜け毛は気になるものです。対応として、少しでも体調を整えるために、栄養のある食事や十分な睡眠時間の確保が重要と考えられます。
40代になると女性は更年期が始まる世代。また、女性ホルモンの変化や、仕事や子育てなど周囲からのストレスも多く受けてしまう時期です。これが要因となり、抜け毛が増えてしまうということも少なくありません。
女性ホルモンのなかでも大きな働きをしているのがエストロゲンです。これは20代後半に最も活発に分泌され、以降は40代をめどとして少しずつ減少傾向となります。これにより更年期が始まり、体の変化を感じる女性もいるようです。年齢とともに健康的な生活習慣を整え、十分な休息・睡眠を確保するように心がけましょう。
●50代、60代の要因
【男性】
・体全体の衰え
・栄養不足
・運動不足
【女性】
・ホルモンバランス
・体全体の衰え
・美容技術によるダメージ
男性は、40代に比べてさらに薄毛に悩む人が増える年代。体全体の機能が低下しがちなこの年代は、体の一部である髪の成長も衰えがちといわれています。壮年性ともいうべきこの脱毛は、男性にとって深刻な問題ともなりえます。
そのほか、食生活における栄養不足も要因に挙げられます。加齢が進むにつれて食が細くなってきたと感じる方は多いはず。それで頭皮へ充分に栄養が届かなくなっているのかもしれません。
食生活を見直し、適度な運動によって健康維持に取り組むこと。そのうえでの、育毛剤による頭皮・毛髪ケアが重要といえるでしょう。
女性にとって大きな悩みのひとつといえる更年期は、体への大きな変化をもたらすとされています。このころの年代から、男性と同じような作用による脱毛である男性型脱毛(あるいは女性型脱毛とも呼ばれる)が起こることもあります。それまで女性ホルモンにより活動を抑制されていた男性ホルモンが、女性ホルモンのバランスが崩れてきたことで顕在化して抜け毛の要因となるとされています。
また、加齢により毛髪全体のボリュームやコシが失われてきたり、傷みやすくなったり、あるいは新しい毛髪の伸びが悪くなるなど、様々なことが起こり得ます。
体調といえば、若いころと比べると体内の内臓器官の衰えも感じ始めるでしょう。体の血液循環も悪くなるので、疲れやすくなったりストレスをためがちになったりしてしまいます。これによって、頭皮に十分な栄養が与えられないことが多いようです。
そして50年代に多いのが、白髪染めやパーマなど、美容技術によるダメージです。髪に良くないとは思いつつ、なくてはならないと感じる方も少なくないことでしょう。もちろん充分なヘアケアによりダメージ緩和に努めるべきです。 睡眠管理や健康的な食事管理、そしてヘアケア剤の適切な使用などに取り組みましょう。
■抜け毛、薄毛の解消方法とは
抜け毛、薄毛予防の豆知識をご存知ですか? 知っているかどうかで、髪の毛の状態が大きく変わってくるかもしれません。ここでよくチェックして、できることから積極的に生活に取り入れていきましょう。
・運動は予防になる?
運動すると人間の体内の血流が促進され、体が温まります。また、頭皮への充分な栄養補給や内臓器官の働きを活発化させ、抜け毛や薄毛の予防にも効果が期待できるでしょう。そのほかにストレス解消にもつながるため、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動は、年齢を問わず積極的に取り入れたいものです。
・シャンプーで予防できる?
シャンプーはやり方によって抜け毛・薄毛を促進してしまうこともあれば、逆に予防につながることもあります。大切なのは、まずシャンプーの成分から洗浄力が強すぎず、適度な保湿効果がある頭皮ケアタイプのものを選ぶこと。そして過度な使用は控え、適切な洗い方を覚えることです。
育毛と相性の良い頭皮ケアタイプのシャンプーは、頭皮を健やかに保つためにも効果的といえるでしょう。ただ、頭皮ケアタイプのシャンプーであっても、皮脂を気にするあまり使い過ぎてしまうと、むしろ薄毛を進めてしまう可能性があるため、使用方法を守ることが重要です。また、洗い方はゴシゴシと強くするのではなく、マッサージや頭のツボを押すような感覚で、頭皮に対し優しく行うよう心がけてください。
・育毛剤を使う
最近、育毛剤や薬はインターネットの通販サイトでも簡単に手に入れられるようになりました。しかし、購入時には事前にクチコミを確認したり、製造販売会社について信頼できるかどうか確認したりするようにしましょう。なお、薬を使用する場合は専門の医療機関で処方されたものを、使用方法を順守して利用することをおすすめします。
・専門機関に相談する
薄毛や抜け毛に悩みを持ったら、まずは専門機関に相談することが非常に大切です。特に皮膚科は、頭皮について詳しく治療相談にのってくれるでしょう。当然ながら、治療には費用がかかります。そのため、事前に受けるカウンセリングの段階で、どの程度の治療費になるか金額を確認しておくと安心です。